風水インテリア 間取り・部屋割り

 風水インテリアでは一般には、お子さんの部屋を東や南東にするのが良いと言われています。東からの光が差す部屋というのは、午前から活動する子供に向いているからです。

 また、朝日の昇る方位である東には、これからの成長という意味もあるからです。その次に南、南西が子供部屋には向いています。

 一方、北西の部屋は「主の部屋」と言われているくらいなので、大人には西側や北側が向いています。

 ところで、「家族円満」のために、風水インテリアの観点からみてまず気になるのが、部屋割りです。最近、「子供部屋は、寝るだけでなく、勉強したり遊んだりするのだから」と、家の中で一番大きな寝室を子供に与える親を見かけます。

 家は、その住人の生活を表しますが、親より広い部屋を子供に使わせるということは、子供にちやほやしている家庭だとわかります。そして、親より広い部屋を持つ子供は、親を敬うことを忘れて、いずれ親の言うことをきかなくなります。

 風水インテリアでは、寝室の大きさは家族の中での力関係を表すといいます。ですから、一番大きい部屋は、親が使う寝室とするべきです。

 息子が遊び歩いていて困っているとか、娘がお嫁に行く気がないと、相談にいらっしゃる方の家の間取りを見ると、必ずと言っていいほど、こどもが大きな部屋を使っています。

 それから、子供部屋だけ離れているというのも、家族のコミュニケーションを欠き、トラブルの原因となる部屋割りです。ですから、東が子供、西や北が大人という方位だけにとらわれず、総合的に見て部屋割りを決めましょう。